巨匠ハイティンクが絶好調のロンドン交響楽団を得て臨んだ充実の「第九」。
ハイティンクが20年ぶりに録音したベートーヴェンの交響曲全集は2005年11月と翌06年4月、ロンドン交響楽団とおこなったツィクルスをライヴ収録したもの。このプロジェクトから、掉尾を飾ったプログラム「第九」を国内盤で単独発売。近年客演を重ね、良好な関係を保つロンドン響からパンチと緊張感に満ちた鮮烈な響きを引き出しています。モダン・オーケストラによる正攻法アプローチの「第九」として、『レコード芸術誌』(2013年4月号)の月評では金子建志氏に「モダン・オーケストラの最新録音で《第9》を聴きたいというなら、ベスト盤の一つになろう」と評価されました。
交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱」
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
ロンドン交響楽団、合唱団
トワイラ・ロビンソン(ソプラノ)
カレン・カーギル(メゾ・ソプラノ)
ジョン・マック・マスター(テノール)
ジェラルド・フィンリー(バス)
録音:2006年4月29、30日バービカンホール、ロンドン(ライヴ)
原盤:LSO Live Ⓟ2006
国内未発売CD:輸入盤(LSO.0746)