マツーエフとゲルギエフ夢の共演による驚愕の名演。独奏・指揮・オケ3拍子揃った超豪華盤登場。
1998年に行われた第11回チャイコフスキー国際コンクール、ピアノ部門で優勝したデニス・マツーエフ。ゲルギエフの超お気に入りで、その強い希望もあって録音されたラフマニノフの協奏曲第3番は雄大なテンポによる演奏で、ゲルギエフの伴奏ともに近年稀に見る大きな音楽に圧倒されます。もちろんマツーエフの技巧は全く危なげな所がなく、鋼鉄のタッチとクリアな音色で曲を征服。独奏、指揮、オーケストラと三拍子揃ったラフマニノフ3番の決定盤と申せましょう。パガニーニの主題による狂詩曲も、有名な第18変奏でのゲルギエフならではの華麗な世界に注目です。
1.ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
2.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43
デニス・マツーエフ(ピアノ)
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
マリインスキー劇場管弦楽団
録音:2009年2月マリインスキー劇場コンサートホール
原盤:Mariinsky Ⓟ2010
国内発売旧CD:KKC.5087(MAR.0505)(SACD Hybrid)
レコ芸特選、レコ芸「名曲名盤」第3位・第2位選出