鋼鉄のピアニズム、マツーエフ。チャイコフスキーの協奏曲をゲルギエフと録音!
今、チャイコフスキーのピアノ協奏曲を最もエキサイティングに演奏するピアニスト、マツーエフ。ゲルギエフのお気に入りで、これまでもラフマニノフやショスタコーヴィチの協奏曲で決定盤を制作してきましたが、待望のチャイコフスキーは1番のみならず2番も収録というのが嬉しい限り。2番はカットされることの多い第1楽章中間部のオーケストラのみの長い総奏も完全に再現。マツーエフは鋼鉄のタッチと正確無比な技巧に加え、甘さや感傷性のみじんもない骨太で力強い音楽性が魅力。ゲルギエフの指揮ともども男っぽいチャイコフスキー演奏の出現となりました。
1.ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
2.ピアノ協奏曲 第2番 ト長調 作品44
(チャイコフスキー自身による改訂版使用)
デニス・マツーエフ(ピアノ)
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
マリインスキー劇場管弦楽団
録音:2013年4月(1)、3月(2)マリインスキー劇場コンサートホール(ライヴ)
原盤:Mariinsky Ⓟ2014
国内発売旧CD:KKC.5397(MAR.0548)(SACD Hybrid) レコ芸特選