鮮やかなコントラストに魅了され、荒々しいパワーで圧倒させる激演!
ヤンソンス&RCOによるストラヴィンスキー3大バレエ完結!両者にとっても得意のレパートリーである「春の祭典」と「火の鳥」。たっぷりとした響きのなかで比類なき美観が繰り広げられてゆくあたりは、彼らのまさに真骨頂!「火の鳥」では「王女たちのロンド」や「子守唄」に木管陣の魅惑的なソロを満喫、「魔王カスチェイたちの凶悪な踊り」や「春の祭典」はあざやかなコントラストを形作り、荒々しいパワーがみなぎります。ティンパニとバスドラが地獄の地鳴りのように迫り、これにブラス・セクションが応酬してすさまじい大音響。それでもささくれ立ったどぎつさが強調されないのが両者を特徴づける美点です。
ストラヴィンスキー:
1.バレエ「火の鳥」組曲(1919年版)
2.バレエ「春の祭典」
マリス・ヤンソンス(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:2007年6月&12月(1)、2006年6月&11月(2)コンセルトヘボウ、アムステルダム(ライヴ)
原盤:RCO LIVE Ⓟ2008
国内発売旧CD:KKC.5288(RCO.08002)(SACD Hybrid) レコ芸準特選