桂冠指揮者ハイティンク〜RCO デビュー50周年記念ライヴ〜
ロイヤル・コンセルトへボウ管と桂冠指揮者ハイティンク。1956年11月7日、まだ27歳の若さだったハイティンクがジュリーニに代わり、初めてRCOの指揮台に立ちました。それから50年を経た2006年11月7日に行われた記念すべきライヴ録音です。ハイティンクが長年の手兵と培った結びつきは健在。晴れの舞台、会場の祝賀ムードに包まれる中、当ライヴではいつにもまして黄金に輝くブラスにビロードのような弦の音色を誇る名門の持ち味が光っています。そして、天上の世界を描いた第4楽章のソプラノに抜擢されたのはいまをときめくシェーファー。透明感あふれる可憐な歌声がピッタリで、たいへんな魅力となっています。
交響曲 第4番 ト長調
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
録音:2006年11月7日コンセルトヘボウ、アムステルダム(ライヴ)
原盤:RCO LIVE Ⓟ2007
国内発売旧CD:KKC.5310(RCO.07003)(SACD Hybrid) レコ芸月評未対象