超優秀録音!熱き共感とともに魅力を描き尽くした会心作!
2008年の来日公演とほぼ同じ時期に録音された当アルバムですが、プロコフィエフを知り尽くし、「ロメオとジュリエット」をこよなく愛する巨匠のもと、機能性抜群の手兵LSOは度重なる実演を通じてプロコフィエフのイディオムを叩き込まれていることから、作品の魅力を完璧に描き尽くした名盤といってもいいでしょう。第13曲「騎士たちの踊り」や第35曲「タイボルトの死」は、広大に取られたダイナミックレンジと情報量の多さとにおいて圧巻!悲痛なまでの愛の昂ぶりが胸に迫る終曲(第52曲)「ジュリエットの墓の前のロメオ」まで、有名なメロディがつづきます。バレエ全曲のあらすじを紹介した解説付。
バレエ音楽「ロメオとジュリエット」
作品64(全曲)
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
ロンドン交響楽団
録音:2008年11月バービカンホール、ロンドン(ライヴ)
原盤:LSO Live Ⓟ2010
国内未発売CD:輸入盤(LSO.0682)(SACD Hybrid)