チャイコフスキー:1812年、スラヴ行進曲

オーケストラ新定番名盤50

KICC-2442
2018.10.24 RELEASE クラシック / KICC-2442 ¥1,980(tax in)

キーワードはロシア国歌。ゲルギエフこだわりの選曲による最強のチャイコフスキー!
ゲルギエフは1993年に同じ団体(表記はキーロフ歌劇場管)と「1812年」とスラヴ行進曲を録音していますが、今回15年を経ての再録はまさに円熟の極み。音楽の大きさ、彫の深さの違いも歴然ながら、意外におとなしかった前録音と異なりロシアの歴史的指揮者たちを彷彿させる凄みが味わえます。収録作品全部に帝政時代のロシア国歌が引用されているため、20年前のソ連時代では楽譜通りの演奏ができなかった問題作集。これらをゲルギエフとマリインスキーのオーケストラで聴けるとは、まことに嬉しい限り。歌詞対訳付。

1.祝典序曲「1812年」 作品49
2.カンタータ「モスクワ」
3.スラヴ行進曲 作品31
4.戴冠式祝典行進曲
5.デンマーク国歌による祝典序曲 作品15
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
マリインスキー劇場管弦楽団、合唱団(2)
リューボフ・ソコロヴァ(メゾ・ソプラノ)、アレクセイ・マルコフ(バリトン)(2)
録音:2009年2月マリインスキー劇場コンサートホール
原盤:Mariinsky Ⓟ2009
国内発売旧CD:KKC.5073(MAR.0503)(SACD Hybrid) レコ芸準特選