超優秀録音。ダフクロ! 亡き王女!! そしてボレロ!!!ゲルギエフ初レパートリー! 手兵ロンドン響とのラヴェル。
カリスマ指揮者ゲルギエフの、LSOとのオール・ラヴェル。「ダフニスとクロエ」は“ディアギレフの委嘱”により、ラヴェルが3年の歳月を費やして書き上げたバレエ音楽。ゲルギエフはつねに劇場作品をコンサート・レパートリーの中心に据えてきただけに、本作を取り上げたのは自然な流れといえます。カップリングの人気曲2作品も見逃せないもので、どちらかといえばパワーで押し切る印象を与えがちなゲルギエフが、繊細でしっとりとした表現にも非凡なセンスをみせる「亡き王女」。極めつきは「ボレロ」。狂乱の絶頂で開放されるゲルギエフのエネルギーのものすごいこと!この瞬間こそが、絶大なる人気ぶりの秘密といえるでしょう。
1.バレエ「ダフニスとクロエ」(全曲)*
2.亡き王女のためのパヴァーヌ
3.ボレロ
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
ロンドン交響楽団、ロンドン交響合唱団*
録音:2009年9月(1)、12月(2、3)バービカンホール、
ロンドン(すべてライヴ)
原盤:LSO Live Ⓟ2010
国内発売旧CD:KKC.5319(LSO.0693)(SACD Hybrid) レコ芸特選