あのブルックナーにこんな愛らしいピアノ曲があった!
1.ピアノ・ソナタ ト短調 第1楽章(1862)
2. 秋の夕べの静かな思い(1863)
3.シュタイアメルカー(1850 頃)
4.ランシエ=カドリユ第1番(1850 頃)
5.ランシエ=カドリユ第2番(1850 頃)
6.ランシエ=カドリユ第3番(1850 頃)
7.ランシエ=カドリユ第4番(1850 頃)
8.ピアノ曲変ホ長調(1856 頃)
9.幻想曲ト長調(1868)
10.思い出(1868頃)
11.交響曲第7番のアダージョ(オリジナル・ピアノ版)
白神典子(しらがふみこ)(ピアノ)
録音:2001年7月 フリードリヒ・エーベルト・ハレ、ハンブルク DDD
原盤:BIS Ⓟ2001
国内発売旧CD:KKCC-2319(BIS 1297)
交響曲史上最大の作曲家のひとり、アントン・ブルックナーにはちょうどCD1枚分のピアノ曲がありますが、これまで交響曲の陰に隠れていました。
彼のピアノ曲はソナタを除くといずれも小品で美しい旋律に富み、シューベルトを思わす可憐な美しさと親しみやすさに満ちています。
アルバムの目玉は26分強を占める「交響曲第7番アダージョ楽章」。編曲でなくオリジナル版であることが興味津々。
オーケストラ版を聴くのとは全く違った印象を与えてくれます