知性と感性の極限まで自らを追い込んだ超絶のシューベルト。
1. ピアノ・ソナタ第18番 ト長調「幻想」Op.78 D.894
2. ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
グリゴリー・ソコロフ(ピアノ)
録音:1992年8月 フィンランディア・ホール、ヘルシンキ(ライヴ) DDD
原盤:ナイーヴ(旧opus111) Ⓟ1996
国内発売旧CD:輸入盤(OP 30148) レコ芸特選(1997年初出時)
近年DGGとの専属契約で話題を集めている、現役最高のピアニストのひとり、グリゴリー・ソコロフ。
菜食主義者にして、数学好き。飛行機嫌いでコンサート活動もまれ。そんな彼が知性と感性の極限まで自らを追い込んだ超絶の名盤が復活します。
これ以上はないという感じでコントロールされた音色、タッチ、テンポ、強弱。そして深い精神性と高潔さ、洞察力、集中力。
これ程の演奏が一夜のライヴであるとは驚き以外のなにものでもありません。