モダンでセンス良し。小川典子のドビュッシー・シリーズ第1弾
1. 映像第1集(1905)
2. 映像第2集(1907)
3. 忘れられた映像(1894)
4.版画(1903)
5. 仮面(1904)
6. 喜びの島(1904)
小川典子(ピアノ)
録音:2000年8月 ストックホルム音楽アカデミー DDD
原盤:BIS Ⓟ2001
国内発売旧CD:KKCC-2322(BIS 1105) レコ芸特選
小川典子が長年の希望であったドビュッシーに挑戦。全集録音シリーズ、その第1弾。
「小川典子といえば、強靭でパワーのあるテクニックと輝かしい集中力をうならせ、日本人離れしたスケールの大きい快演を聴かせる本格派の大型ピアニストといったイメージが強いが、一方では非常に垢抜けたセンスの良い音楽性の持ち主であり、
独自のモダンで洗練された表現によって聴き手を捉えて離すことがない。そして、このドビュッシーは、彼女のそのような側面が鮮やかに結実した逸演になっている。」(柴田龍一、ライナー・ノーツより)