シューベルトの人間味を表出した《未完成》。ハイドン流の面白さで聴かせる第6番。
1. 交響曲第7(8)番 ロ短調《未完成》D759
2. 交響曲第6番 ハ長調 D589 マルク・ミンコフスキ(指揮)
ルーヴル宮音楽隊
(レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル‐グルノーブル)
録音:2012年3月 ウィーン・コンツェルトハウス(ライヴ) DDD
原盤:ナイーヴ Ⓟ2012
国内発売旧CD:KKC-5236/9(V 5299)レコ芸準特選
ミンコフスキ率いるルーヴル宮音楽隊がハイドンの《ロンドン・セット》のつぎに取り組んだシューベルト。
同じウィーン古典派の作曲家です。2012年3月に、ウィーンのコンツェルトハウスでの、交響曲全曲演奏会のライヴ録音から作られた全集の分売。
《未完成》について、ミンコフスキは「シューベルトの交響曲の中で初めて、シューベルトの音楽に特有のあの哀しみの昇華、胸が苦しくなるような光景がみられる」と語っています。
シューベルトの人間味の表出が生々しく感じられる《未完成》、いまの時代の名盤の誕生です!