ローエングリン~フルトヴェングラー/ワーグナー・ドキュメント~

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー

KICC-1383
2017.07.26 RELEASE クラシック 歌劇 / KICC-1383 ¥2,200(tax in)

大好評第3弾!!全8タイトル、アナログ・マスターテープから20~30数年ぶりにCD再復刻!
セブンシーズ(旧チェトラ・レーベル)のフルトヴェングラー秘蔵音源が最新デジタル・リマスタリング&“高品質CD”UHQCD仕様でよみがえる

キングレコードの保有マスターテープをもとに”20~30数年ぶりのデジタル・リマスター”&”UHQCD仕様”で発売した「フルトヴェングラー超絶ライヴ」シリーズ(第1期全8タイトル、第2期全6タイトル)は、評判を呼び、ロングセラーとなっています。

今回はその第3期。1980年代イタリアCetra社が発売した「フルトヴェングラー・エディション」LPシリーズ(FE品番)、その音源元=DISCOS,Miranoが制作したマスターテープ(38cm/秒速、2トラック)を最新デジタル・リマスタリングにより音質を改善。さらに、メモリーテック社の革命的製盤技術によるUHQCDとして製造!

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団(1-6)
ヨゼフ・フォン・マノヴァルダ(ハインリヒ王、バス)、フランツ・フェルカー(ローエングリン、テノール)、マリア・ミュラー(エルザ、ソプラノ)、マルガレーテ・クローゼ(オルトルート、アルト)(1-6)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(7)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団(8,9)
ルートヴィヒ・ズートハウス(トリスタン、テノール)、ゴットロープ・フリック(マルケ王、バス)(8,9)

録音:1936年7月19日 バイロイト音楽祭,祝祭劇場(ライヴ)(1-6)
1954年4月27日、ベルリン、ティタニア・パラスト(ライヴ)(7)
1947年10月3日、ベルリン国立歌劇場(リハーサル・ライヴ)(8,9)
解説:小林利之(1983年記) 歌詞対訳付

★フルトヴェングラーの《ローエングリン》!唯一の上演記録!戦前バイロイトで伝説化した名演が、国内盤CDで登場。全曲録音は遺していないだけに、主要部分の6曲30分になりますが、本当に貴重な音源です。あのベルリン・オリンピックが開催された年、バイロイトで上演されたとき、あまりの白熱した指揮ぶりに感動したヒトラーが楽屋まで押しかけたというエピソードが残されています。
歌手たちも当時最高のローエングリン歌いと言われたフェルカー(テノール)をはじめミュラー(ソプラノ)、クローゼ(アルト)と戦前・戦中のバイロイトで活躍した超一流ぞろい。音質はもと金属原盤らしくノイズこそありますが、高域の伸びは十分で、情熱的でロマンティックな雰囲気にみちた歴史的名演を味わうことができます。

【収録曲】
1.歌劇《ローエングリン》第3幕-前奏曲
2.歌劇《ローエングリン》第3幕-真心こめて (婚礼の合唱)(第1場)
3.歌劇《ローエングリン》第3幕-快い歌声は消え(婚礼の部屋の場 愛の二重唱)(第2場)
4.歌劇《ローエングリン》第3幕-ハインリッヒ王万歳!(行進と国王の入場)(第3場)
5.歌劇《ローエングリン》第3幕- はるかな国に(グラールの物語 聖杯の歌)(第3場)
6.歌劇《ローエングリン》第3幕-愛する白鳥よ(ローエングリンの告別と終曲)(第3場)
7.楽劇《トリスタンとイゾルデ》-前奏曲と愛の死
8.楽劇《トリスタンとイゾルデ》-いまトリスタンがこの場から別れて行くところへ(第2幕第3場)
9.楽劇《トリスタンとイゾルデ》-だれもが死ぬ、みんなが(第3幕第3場)