アナログ・マスターテープから20数年、30数年ぶりにCD再復刻!セブンシーズ(旧チェトラ・レーベル)のフルトヴェングラー秘蔵音源が最新デジタル・リマスタリング&“高品質CDの決定版”UHQCD仕様でよみがえる!!
「戦争は終わった!」― 聴衆の安堵と熱狂を伝える感動の記録。
ベートーヴェン:
交響曲 第6番 ヘ長調 作品68《田園》
交響曲 第5番 ハ短調 作品67《運命》
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1947年5月25日 ベルリン、ティタニア・パラスト(ライヴ)
●世界初出のLPは伊Cetra FE-32。キングではLPをK19C-266/7(1983.7.21)、KIJC-2001/2(92.3.5)で、CDをK33Y-193(86.10.5)、KICC-2293(93.7.21)で発売。
その後、この演奏はTahraやauditeからのCD輸入盤(国内番号はKICC-890,KICC-959)でも発売してきたが、 今回24年ぶりに最新デジタル・リマスターで再発売。
●1947年5月25日、フルトヴェングラーが“ナチ協力者”の嫌疑をとかれ、ベルリン市民の前に立った「歴史的復帰演奏会」。 あまりにも有名な演奏・録音です。このときの聴衆の熱狂ぶりは凄まじく、「フルトヴェングラーが現れると、
ホールをうずめた二千の聴衆はまるで狂気にかられたようだった。 立ち上がり、拍手し、大声で叫ぶ。・・・演奏が終わったとき、 喝采は何時はてようともしなかった」(クリト・リース『フルトヴェングラー―音楽と政治』みすず書房より)。
この伊Cetra(DISCOS)の音源から制作したCDには終演後の熱烈な拍手まで入っています!ノイズリダクションによる高域の落ち込み、 それをEQで補正すると高域強調感のあるドライで線の細い音になりがちですが、 あくまで自然な音色・ふくよかな響きにこだわったキングのマスタリングにご注目ください。