アナログ・マスターテープから20数年、30数年ぶりにCD再復刻!セブンシーズ(旧チェトラ・レーベル)のフルトヴェングラー秘蔵音源が最新デジタル・リマスタリング&“高品質CDの決定版”UHQCD仕様でよみがえる!!
歌心―メニューイン、気迫―フルトヴェングラー。協奏曲は初出時「レコード芸術」特選に輝いた名演。
ベートーヴェン:
1.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
メンデルスゾーン:
2.《真夏の夜の夢》序曲 作品21
3. 序曲《フィンガルの洞窟》作品26
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1,2)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(3)
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)(1)
録音:1947年9月28日 ベルリン、ティタニア・パラスト(ライヴ)(1,2)
1951年8月19日、ザルツブルク、フェストシュピールハウス(ライヴ)(3)
●ベートーヴェンは、1980年に伊CetraがFE-1で発売。「フルトヴェングラー・エディション」(FE)シリーズ第1号作品であった。
キングではLPをK17C-9423(84.10.21)、 K20C-442(85.3.21)で、CDをK33Y-194(86.10.21)で発売。 今回31年ぶりのデジタル・リマスター。 「真夏の夜の夢」と「フィンガルの洞窟」は伊CetraがFE-35で発売。キングではLPはK22C-289(83.11.21),KIJC-2003(92.3.5)にそれぞれ収録、 CDはKICC-2297(93.7.21)で発売。今回のデジタル・リマスターは24年ぶり。
●メニューインがフルトヴェングラーと組んで録音したベートーヴェンは3種あるが、「彼等のベストを尽くした名演」(宇野功芳)がこれ!
「手兵のベルリン・フィルを指揮し、本拠地のベルリンにおける定期公演ということで、フルトヴェングラーの気持ちがまるで異なる。その心の張りがメニューインに乗り移り、スランプにあえぐ彼から実力以上のものを引き出したのがこのCDなのである。第1楽章ではアインガングから魂が高くはばたくような音と表現が聴かれる。」(宇野功芳)フィルアップにはフルトヴェングラーの貴重なメンデルスゾーン2曲、濃厚なロマンたっぷりの「真夏の夜の夢」「フィンガルの洞窟」各序曲。
どちらも巨匠唯一のライヴ録音として貴重です。