怒りの日

オムニバス(その他)

KICC-1486
2019.05.22 RELEASE 管弦楽 / KICC-1486 ¥3,300(tax in)

西洋音楽の背骨を貫く地下水脈。不況、不安、怒りの時代への時空を超えたメッセージ。
ストレス解消怒涛の70分!

大迫力サウンドで聴く、「怒りの日」!

「怒りの日」とは、キリスト教聖歌のひとつ。チェラーノのトマ(1250年頃没)の作詞といわれている。ローマ・カトリック教会のレクイエム(死者のためのミサ)で用いられるセクエンツィア(続唱)として、古来数多くの大作曲家がこのテーマに取り組んできた。

その、強烈な「怒りの日」をイメージした楽曲を一気に収録
名門、チャイコフスキー交響楽団(旧モスクワ放送響)の大迫力の新録音をはじめ、上原彩子のチャイコフスキー・コンクール優勝時の伝説のライヴなどを収めた怒涛の70分!

中世以来、魂を震わせてきた恐怖と滅亡の聖歌「怒りの日」
その秘められた力が、クラシック音楽の傑作たちに轟く!

モーツァルトから現代まで、「怒りの日」に憑かれた作曲家たちが
オーケストラに爆発させる絶望のファンタジー、怒濤のエネルギー‥‥。
音楽にみなぎる怒り、この力こそが、我らの明日を切りひらく!
重低音の深いおののきを聴け! 炸裂する響きの巨大さに震えよ!
ロシアの名門オーケストラ渾身の最新録音が叩きつける超弩級の迫力、
クラシック音楽の予想を超えた強烈さで、日々のストレスなど吹き飛ばせ!
「怒り」をチャージし迷いを断ち切る、現代人必携のアルバム誕生!!

レトロシュールな五月女ケイ子画伯の描き下ろしジャケット!

強烈なインパクトのジャケットは、イラストレーター五月女ケイ子の描き下ろし。
解説は、今を時めく、片山杜秀(思想史研究者・慶応義塾大学教授)の
初代「怒りの日」の伝説の解説を蔵出し、音楽評論家、山野雄大の原稿と共に
いろいろな楽しみが満載のアルバムです。

【収録曲】
1.オルフ:カルミナ・ブラーナ~「おお、運命の女神よ」
2.ヴェルディ:レクイエム 作品5~「怒りの日」
3.モーツァルト:レクイエム K.626~「怒りの日」
4.ドヴォルザーク:レクイエム 作品89~「怒りの日」
5.ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 
6.リスト:死の舞踏S.126
7.サン=サーンス:交響詩「死の舞踏」作品40
8.ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14~第5楽章「ワルプルギスの夜の夢」
9.グレゴリアン・チャント~怒りの日(第1旋法)

【演奏】
デニス・ロトエフ(指揮)チャイコフスキー交響楽団(旧モスクワ放送交響楽団)(1-4、6-8)モスクワ放送合唱団(1-4)
マルク・ゴレンシテイン(指揮)ロシア国立交響楽団 
上原彩子(ピアノ)(5)
アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ)(6) 
ミハイル・シェスタコフ (ヴァイオリン)(7)
タマーシュ・ブブノー(指揮)聖エフレム男声合唱団(9)

【録音】
2019年 1月13-14日、16日 モスクワ モスフィルム スタジオ1(1-4,6-8)
2002年7月 モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)(5)
2017年 5月27日 ブダペスト ハンガリー国営放送 第22スタジオ(9)