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ジャズボーカリストShiho デビュー20周年記念ライブにレジェンド日野皓正、ケイコ・リー、coba、桑原あいらが集結！絆が結んだ奇跡の一夜。

Shiho

ジャズボーカリスト、Shiho。2001年に日本人として初の米国コンコードレーベルからFried Prideのボーカリストとしてデビューして以来、類まれな歌唱力を武器に国内外での活躍を続けている。2021年デビュー20年を迎え、記念ライブ『Shiho 20th Anniversary Special Live “Music ＆ Life”』を11月17日、ジャズの殿堂Blue Note TOKYOで開催した。

そのステージは全曲にスペシャルゲストが呼び込まれるという超豪華共演の連続。レジェンドジャズトランペット奏者の日野皓正にジャズシンガーのケイコ・リー、そして数々のツアー、ライブで共演を重ねたアコーディオン奏者のcoba、ジャズピアニストの桑原あいといった豪華アーティストがお祝いに駆けつけ、Shihoとのこれまでの思い出を語り合い、演奏で息をあわせる。応えたShihoは、これまでの感謝とさらなる飛躍の思いを込めた華やかなステージを披露。ファンにとっても感激の時間となった。

セットリストはジャズやロック、ラテンのスタンダードナンバーやオリジナル曲を含む全8曲。
今を時めく桑原あい(Pf) との「It Don’t Mean a Thing」で幕を開け、次に呼び込まれたのは、Shihoが「ねーさん」と呼び尊敬するケイコ・リー(Vo,Pf)。自らピアノ演奏も務め、スタンダードの「Smile」をしっとりと、そして「Come Together」では一転した力強い歌唱を披露した。
また、coba(Acc)とのセッションではcoba自身がShihoの歌声に感銘を受けて歌唱を指名したという2013年公開映画『つやのよる』の挿入歌「LIMBO」をライブで初披露。ゆったりとした三拍子の楽曲を妖しく歌い上げ、2曲目の「Volare」では、めったに聴けないイタリア語での歌唱を披露。ヒートアップする演奏にあわせて、客席からは手拍子が鳴り響いた。

そして満を持してジャズレジェンド、日野皓正(Tp)が登場。「20周年おめでとう！よく我慢してやってきたね！」と祝福の言葉をかけると、Shihoオリジナル楽曲「Happy Song」を79歳とは思えない迫力満点のアドリブでリード。曲中では日野によるタップダンス＆Shihoのスキャットの掛け合いも飛び出し、タイトルの通りHappyに満ち溢れたパフォーマンスで会場のテンションは最高潮に。
Shihoは「心から尊敬するジャズマンを、まさか自分のライブにお呼びできるとは思いませんでした。日野さんと同じ時代に生きててよかった！」と、夢のセッションに大感激だった。

ラストソングの「It‘ｓ There」では、ゲストたちも集合して歌い、観客も一体となって感動を共有。Shihoの人柄と20年の絆が結んだ記念の一夜となった。

Shihoは、20周年の記念シングルとして、「Music ＆ Life／Happy Song feat. HAMOJIN」を好評配信中。年末に向けても、全国各地でライブが目白押し。近くのジャズハウスで、是非Shihoの生の演奏を楽しんで欲しい。