―芸術は心血なのだ。(エドヴァルト・ムンク)
ムンクが触れ、その時代の“心血”となった音楽をセレクト。
多数の文学作品に触れ、作家・作曲家とも交流したムンク。同郷のイプセンが書き、グリーグによって作曲され、そのポスターをムンクが描いた…という“ペール・ギュント”等、ムンクにゆかりある音楽と、当時交流した作曲家作品などを集めた1枚。
収録楽曲
[ムンクとグリーグ、2人のエドヴァルド ]
ノルウェーを代表する作曲家、グリーグの音楽
1.ピアノ協奏曲 イ短調 作品16〜第1楽章
2.ホルベアの時代より 作品40〜プレリュード
劇付随音楽「ペール・ギュント」作品23 より
3.朝の気分/4.オーセの死/5.山の魔王の宮殿にて/6.ソルヴェーグの歌
7.過ぎし春
[フランスの詩人マラルメとの交流から]
19世紀末のパリで刺激を受けた人々
8.フレデリック・ディーリアス:楽園への道
9.クロード・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
[ノルウェー帰国後に祖国で描いた《太陽》]
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30 より
10.自然の主題/11.後の世の人々について/12.大いなる憧憬について/13.歓喜と情熱について
[ボーナストラック]
14.ノルウェー王国 国歌「我等,この国を愛す (Ja, Vi Elsker Dette Landet)」
(ビョルンスティエルネ・ビョルンソン作詞/リカルド・ノルドローグ作曲)
15.グリーグ: ガンガル(農民たちの行進曲)〜「抒情小曲集第5集」作品54 第2曲 ●自作自演
アンネローゼ・シュミット(ピアノ)、クルト・マズア(指揮)ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団①/宮本文昭(指揮)オーケストラMAP’S②⑦/リボル・ペシェク(指揮)スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団③④⑤/米良美一(カウンターテナー)、 現田茂夫(指揮)日本フィルハーモニー交響楽団⑥/ノーマン・デル・マー(指揮) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団⑧/飯森範親(指揮)東京交響楽団⑨/朝比奈 隆(指揮)大阪フィルハーモニー交響楽団⑩⑪⑫⑬/ノルディック・ヴォイセズ⑭/エドヴァルド・グリーグ(ピアノ)⑮
Tr.8(P)&(C) 2012 Heritage Records Ltd
Tr.15 ※古い音源を使用しているためお聴き苦しい点がございます。予めご了承下さい。
The recording was made in April 1903, Paris.
The track is transferred from a 78 side, remastered by Tony Harrison.
The material is also available on Grieg Piano Music in Historic Performance (PSC1809)
and Chasing the Butterfly (PSC1299). Courtesy of Simax Classics.