●クラシック・ファンの信頼を集める名門ドイツ・シャルプラッテンをはじめ、クラーヴェス、キング・インターナショナルの各レーベルから、名盤を厳選。
●国内初出LP・CDのジャケットデザイン&ライナーノーツ使用(一部除く)
●最新リマスタリング(192kHz 24bit高音質録音盤4点は除く)
① オーケストラのためのパッサカリア 作品1
② 弦楽オーケストラのための5章 作品5
③ オーケストラのための6つの小品 作品6
④ オーケストラのための5つの小品 作品10
⑤ 交響曲 作品21
ヘルベルト・ケーゲル指揮ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1977年10月26~29日 ライプツィヒ・パウル・ゲルハルト教会
原盤:ドイツ・シャルプラッテン
[解説:丸山桂介]
●とっつきにくいウェーベルンをこんなにおもしろく振った指揮者があっただろうか。
「パッサカリア」では後期ロマン派の香りをたたえながらも表現主義のトーンを表出。唸り声まで発したその感情の爆発は、狂気の演出なのか、本能のままの劇的表現なのか。「交響曲」では精緻なまでのアンサンブルの妙技が光っている。天才が天才を振ったウェーベルン入門にふさわしい名盤。