①ギュンター・ヘルビッヒ指揮 シュターツカペレ・ベルリン ベルリン国立歌劇場合唱団 マクダレーナ・ファレヴィス(ソプラノ)
インゲボルク・シュプリンガー(メッゾ・ソプラノ)
②クルト・マズア指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
●録音:① 1976年9月21~23日、27日、30日、1977年4 月4日 ベルリン、キリスト教会
②1974年2,3月 ライプツィヒ贖罪教会 STEREO ADD
■レコ芸推薦(再発)
【解説:家里和夫/宇野功芳】
★ギュンター・ヘルビッヒ(1931-)はチェコ出身、ドイツでアーベントロートに師事。
「真夏の夜の夢」はハイドンやブラームスの交響曲と並んで彼の代表的名演といえるもの。
颯爽としたテンポ感とリリシズムさえ漂わせる爽快さで魔法と幻想の飛び交うメルヘンの世界を演出。
華美さの全くない質実清純なメンデルスゾーン。余白にこれまた名演、マズアの「フィンガルの洞窟」を追加。
【DISC1 CDアルバム】
1.劇付随音楽「真夏の夜の夢」 序曲 作品21
2.劇付随音楽「真夏の夜の夢」 スケルツォ
3.劇付随音楽「真夏の夜の夢」 妖精たちの行進
4.劇付随音楽「真夏の夜の夢」 妖精の歌:まだら模様のお蛇さん(ドイツ語歌唱)
5.劇付随音楽「真夏の夜の夢」 間奏曲
6.劇付随音楽「真夏の夜の夢」 夜想曲
7.劇付随音楽「真夏の夜の夢」 結婚行進曲
8.劇付随音楽「真夏の夜の夢」 無骨者の踊り
9.劇付随音楽「真夏の夜の夢」 終曲:消えかけた炉の火によって
10.序曲「フィンガルの洞窟」作品26