ユッタ・ツォフ(ハープ) ハインツ・レーグナー指揮 シュターツカペレ・ドレスデン
●録音:1973年7月 ドレスデン、ルカ教会
■レコ芸推薦(初出)【解説:家里和夫】
★古今の協奏曲中、ハープをソロ楽器にした楽曲はそう多くはない。
そうした中で、ヘンデル、ディッタースドルフ、フランセと、18世紀と20世紀の名作が並べられた本盤は貴重だ。ツォフは東ドイツの女流で、どの曲にも最高にチャーミングで美しい演奏をきかせてくれる。レーグナーの指揮もセンス抜群、シュターツカペレ・ドレスデンからきめの細かい典雅な響きを引き出している。
【DISC1 CDアルバム】
1.ハープ協奏曲変ロ長調作品4の第6 第1楽章:アンダンテ・アレグロ
2.ハープ協奏曲変ロ長調作品4の第6 第2楽章:ラルゲット
3.ハープ協奏曲変ロ長調作品4の第6 第3楽章:アレグロ・モデラート
4.ハープ協奏曲イ長調 第1楽章:アレグロ・モルト
5.ハープ協奏曲イ長調 第2楽章:ラルゲット
6.ハープ協奏曲イ長調 第3楽章:ロンド、アルグレット
7.ハープとオーケストラのための六楽章の詩的な遊戯 第1楽章:序奏 アンダンテ
8.ハープとオーケストラのための六楽章の詩的な遊戯 第2楽章:バレエ アレグロ・アッサイ
9.ハープとオーケストラのための六楽章の詩的な遊戯 第3楽章:アンダンテ
10.ハープとオーケストラのための六楽章の詩的な遊戯 第4楽章:スケルツォ、ヴィーヴォ
11.ハープとオーケストラのための六楽章の詩的な遊戯 第5楽章:ロンド、リソルート
12.ハープとオーケストラのための六楽章の詩的な遊戯 第6楽章:アンダンテ