東京メトロポリタン・ブラス・クインテット
トランペット:高橋 敦 / トランペット:中山隆崇 / ホルン:西條貴人 / トロンボーン:小田桐寛之 / テューバ:佐藤 潔 / 打楽器:西川圭子 / ドラムス:安藤芳広
日本最高峰と称される東京都交響楽団のブラスセクションの中心を担う5人で結成されている。
メンバーそれぞれが霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭、大垣音楽祭、サイトウキネンフェスティバルなど、様々な音楽シーンで活躍している日本屈指のトッププレイヤーで、この団体の代表的な活動の一つである防府音楽祭においては、第一回からレギュラー出演し、「この音楽祭には欠かせない中心的存在」とされている。また26回霧島国際音楽祭から金管クラスが増設され、その教授として後進の指導、ブラス音楽の普及にも力を注いでいる。音楽祭の出演の他には、本格的なコンサートから、児童向けの音楽教室、イベントでのミニコンサートなど多方面で活動をしており、最も活躍している金管五重奏団として幅広い年代のファンに支持されている。
マイスター・ミュージックから「ワシントンポストマーチ」と「ロメオとジュリエット」の2つのアルバムがリリースされており、またSUGIレーベルからも金管五重奏による「ドラゴンクスト」「ドラゴンクエストPart II」「ドラゴンクエストPart III」、「東京メトロポリタン・ブラス・クインテットPlaysすぎやまこういちSongs」をリリースし、多方面から注目を浴びている。そして、ドレミ楽譜出版社から、金管五重奏による「ドラゴンクエスト」「ドラゴンクエストvol.2」と「ロメオとジュリエット」の曲集が出版され、多くのブラスファンが演奏会などで取り上げている
■曲目解説:すぎやまこういち
【DISC1 CDアルバム】
1.ドラゴンクエスト・メドレー・マーチ
「スポーツ祭東京1013」で使用するために、ドラゴンクエストの楽曲「序曲」「この道わが旅」「そして伝説へ」「冒険の旅」をメドレーにして、真島俊夫氏にマーチ風に編曲していただいた曲です。
2.行進曲 元気に行こう
M2~M6までのマーチとファンファーレは、「スポーツ祭東京1013」の式典のために委嘱され作曲しました。「元気に行こう」は、マーチバンドが行進しながら演奏するような雰囲気でしょうか?行進曲らしさを前面に出しています。
3.開・閉会式通告ファンファーレ
開会と閉会を知らせる時に流れるファンファーレです。
4.開会宣言ファンファーレ
開会の時に流れるファンファーレです。
5.選手代表宣誓ファンファーレ
出場選手の代表が「清く正しく戦う」ことを誓う時に流れるファンファーレです。
6.閉会宣言ファンファーレ
閉会の時に流れるファンファーレです。
7.君が代ファンファーレ
国家「君が代」をモティーフに使ったファンファーレです。各種大会や表彰式などで使用されることをイメージしました。
8.グレード・エクウス・マーチ
M8~M16は、1987年に日本中央競馬会から委嘱され、東京・中山競馬場で使用するために作曲しました。 馬の王者とも言うべきサラブレッド。「エクウス」は、ラテン語で馬を意味します。高らかと鳴り響くファンファーレから堂々とした力強いマーチへ。王者の貫禄をイメージして書いた曲です。
9.GI競走ファンファーレ
GI競走のスタート直前に流れるファンファーレです。格調高く、古代ギリシャの運動競技のとき、オリンパスの丘にこだまするようなイメージで書いたファンファーレです。
10.クロマティック・マーチ
この曲の一番基本になっているのは、曲のタイトルにもなっている半音階(クロマティック)の進行です。改めて聴いてみると、金管楽器で出てくる単純な半音階の進行もなかなかメロディアスだなぁ、と自分でも驚いています。
11.重賞競走ファンファーレ
重賞競走のスタート直前に流れるファンファーレです。
12.パドック・マーチ
マーチは元来、軍隊の行進の為に出来た音楽のスタイル、つまり歩くということと密接に関係があります。競走馬のイメージでいくつものマーチを書きましたが、「パドック・マーチ」は、見た目も美しいサラブレッドの勇姿を思い浮かべながら聴いて頂きたいと思います。
13.特別競走ファンファーレ
特別競走のスタート直前に流れるファンファーレです。
14.白馬のギャロップ
白馬こそは馬の美しさ、美の象徴ではないでしょうか。昔から伝説、神話、幻想物語、絵画などには白馬の姿が登場します。白馬が軽やかに歩いている姿には、美しさと同時に軽快な楽しい感じがあります。この曲は白馬の美しさや軽快な楽しさをイメージして書いた曲です。
15.一般競走ファンファーレ
一般競走のスタート直前に流れるファンファーレです。
16.キング・オブ・ターフ
曲想はマーチではありませんが、競馬場のファンファーレやマーチとは切っても切れない曲だと思い、この曲集に加えました。東京と中山競馬場の開門と閉門の時に流れる曲です。 開門の時はいつも希望にあふれた曲に感じますが・・・、帰る時は、勝った日と負けた日では異なる聴こえ方をします。
17.マーチ・ユーモレスク
学生時代に書いた作品です。マーチでありながらユーモラスな味が特徴でしょうか。メロディや転調の仕方などにもちょっと意表を付いた部分があると思います。お聴きになったあなたが、思わずニヤリとしたら大成功です。
18.アリゲーター・マーチ
ややポップスらしさを前面に出したマーチです。ポップスのリズム感覚、ポップスのブラスサウンド、さらにメロディにはブルーノートなどが見え隠れして、「マーチの王様」と呼ばれたスーザのマーチとはまた一味違ったマーチになっています。
19.おもちゃの兵隊
誰もが子供の頃から親しんできた曲だと思います。これぞマーチ!と言えるとても楽しい曲で演奏者の嬉しそうな表情まで想像でき、素敵な気分にさせてくれます。
20.鉛の兵隊の行進曲
フランスを代表する指揮者であったピエルネによって作られた曲です。彼は大変ユーモアのある人だったようで、この曲はまさにフランスのエスプリを感じさせる洒落たマーチです。
21.子象の行進
ミュージカル映画「王様と私」の中の挿入歌です。愛らしく、しかし目方も重くノソノソとした子象のイメージを思い切ってユーモラスに編曲しました。曲の出だしは象の鳴き声から始まり、中間部は物語の舞台となった東南アジアの風景を感じ、その雰囲気を感じ取って聴いていただければ・・・。
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