ヴァイオリニスト木嶋真優がキングレコードに移籍することが決定した。

木嶋真優は3歳でヴァイオリンをはじめ、9歳でオーケストラデビュー、第8回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール・ジュニア部門にて日本人として最年少で最高位を受賞したほか、数々の音楽コンクールで優勝するなど活躍。
2012年春にはケルン音楽大学を首席で卒業し、2015年秋には同大学院を満場一致の首席で卒業、ドイツの国家演奏家資格を取得。2016年秋には神戸市より神戸市文化奨励賞を授与された。
また、2012年にNHK大河ドラマ『平清盛』紀行の音楽に参加。TBS『情熱大陸』にも出演している。2019年にはNHKの紅白歌合戦にも出演。
最近ではファッション誌やテレビのバラエティー番組への出演、朝の情報番組への出演（コメンテーターとして）など活躍の幅を広げている。

そんな彼女が今回、新型コロナウィルスの下で、前向きな未来へ向けて、多くの方々に勇気を与えたいという想いで4曲の演奏動画をyoutubeにアップした。

今回演奏された楽曲は、イギリスの作曲家エルガー作曲の「愛の挨拶」、アザラシヴィリ作曲の「無言歌」、ヘンデル作曲の「オンブラ・マイ・フ」、木嶋真優自身が大ファンである指原莉乃がかつてAKB48でセンターを務めた楽曲である「恋するフォーチュンクッキー」の計4曲である。
全てキングレコード関口台スタジオにて撮影され、「恋するフォーチュンクッキー」の映像では私物の指原莉乃の生誕Tシャツを着用し、演奏している。

普段のバラエティー番組ではなかなか見られない木嶋真優の優雅で心に響く美しいヴァイオリン演奏をぜひ堪能してほしい。
今後のCDの発売情報などは後日発表予定である。木嶋真優の活躍に今後さらに注目が集まりそうだ。

▼演奏動画

①愛の挨拶（エルガー作曲 林そよか編曲）

②無言歌（アザラシヴィリ作曲 山下康介編曲）

③オンブラ・マイ・フ（ヘンデル作曲 山下康介編曲）

④恋するフォーチュンクッキー（伊藤心太朗作曲 山下康介編曲）

▼本人コメント
今、全世界の人が様々な感情を噛みしめながら前進しようとしている中で、わたしも自分の在り方について自問自答する日々が続きました。

普段クラシックを聴かない人にも、クラシックが大好きな人にも、“音楽の力”が一人でも多くの人に届いてほしい、という想いを、キングレコードさんに賛同していただき、とっておきの4曲を収録しました。

ピアノと一緒に弾くのも叶わない自粛期間中でしたが、今、わたしが一番皆さんにお届けしたい曲をヴァイオリン一本で弾けるように編曲。ミニマムな時間で全て一発撮り、ソーシャルディスタンスを守って撮りました。

いつも私は時間をかけて試行錯誤しながら録音するタイプなのですが、今回は作り込まずに、まさに生きている音楽を撮ろうという趣旨で、久々に私もライブのような緊張感を持って臨みました。

大好きな指原さんのフォーチュンクッキーは一番入れたかった曲で、着る服にもこだわりました。笑
他の曲は技巧で魅せる！というより今気が張っている世の中からおうちに帰って、ゆっくりじっくり聴いていただいて、少しでも心が緩んでくださったら嬉しいです。