デビッド・マシューズ、エディ・ゴメス&スティーヴ・ガッド

ハイレゾ配信サイト[e-onkyo]にてデビッド・マシューズのインタビュー掲載

Eddie Gomez(エディ・ゴメス)/Bass

プエルトリコ・サンチュース生まれ。
幼い頃にプエルトリコからニューヨークに家族と一緒に移住。 11 歳でニューヨーク市公立学校でベースを始めた。
ニューヨーク市立芸術高等学校に通学、1959年から1961の間、ニューポート・フェスティバル“ユース・バンドで演奏、1963年にジュリアード音楽院を卒業。
1966年から1977年、ビル・エヴアンス・トリオに加入していたことは最も有名である。
ビル・エヴアンス・トリオでアメリカ、ヨーロッパ、アジア等ツアーや数十のレコーディングを行い、2度グラミー賞を受賞。
マイルス・デイヴィス、ディジー・ガレスピー、ジェリー・マリガン、ジョン・コルトレーン、べ二一・グッドマン、ビル・ブラッフオード、スコット・ラフアロ、ビル・エヴァンス、マイケル・ブレッカー、ウェイン・ショーター、スティーヴ・ガッド、ロン・カーター、ハービー・ハンコック、トニー・ウィリアムス、デビッド・マシューズ、チック・コリア等多くのジャズの巨人達と共演。
現在、プエルトルコ音楽院、オーバーリン音楽院などの客員教授として後進の育成に努めながら、ジャンルを超えた音楽で尚世界各地で演奏活動をしているベースの巨匠であることに間違いない。
タイム誌は「エディ・ゴメスは弦に世界を持つ」と称賛。

Steve Gadd(スティーヴ・ガッド)/Drum

アメリカ合衆国ニューヨーク生まれ。7 歳からドラムを始める。
ニューヨーク州ロチェスターのイーストマン・カレッジで学び、夜はチック・コリア、チヤック・マンジョーネ、フランク・プルーラ、ジョー・ロメオ等とクラブで共演。
1970 年代を代表するニューヨークのセッションミュージシャン集団“スタッフ”のドラマーとして絶大な人気を集め活躍。
解散後は“スタッフ”の中心メンバーであつたコーネル・デュプリー、リチャード・ティーらを率いて、自身のバンド“ガッド・ギャング”を結成。
グラミーウイナーでニューヨークを拠点に大活躍の名アレンジャー、コンポーザー、ピアニストのデビッド・マシューズとは共に数多くのレコーディングを手掛け秀作を残している。
マーチングバンド、ドラムコーで培われてきたスネアドラムの奏法、パラディドルやオープンローといったルーディメンツプレイをドラムセットの演奏に多く持ち込むスタイル(ガッド・スタイル)が特徴。
これを正確に演奏するので同時代のドラマーの尊敬を集め、Gadd を God とかけて「神様」と呼ばれた。
正確なその演奏を、教則本のような機械のようなと評する人達もいる。
卓越したテクニック天才的な技術とも評され、またグルーヴ感も高く評価されている。
ジャズ、フュージョン系をメインとしてエリック・クラプトン、チック・コリア、ジェームス・テイラー、ポール・サイモン、デヴィッド・サンボーン、ボブ・ジェームス、ジョン・トロペイ等のツアーに参加する他、ジャンルを問わず数多くのミュージシャンのレコーディングやライブ、ツアーに参加。
近年は日本人並びにヨーロッパのミュージシャン達との交流も深め、プロデュース、レコーディング及びツアーを行う等、
長年に渡り世界中のミュージシャン、音楽ファンに最も愛されているドラマーで日本での人気は絶大で有る。
2003 年、シンバルメーカーのジルジヤ(Zildjian)に an american Drummer Achievement Award として讃えられた。

David Mattews(デビッド・マシューズ)/p,arr.

70年から73年ジェームス・ブラウン・バンドのアレンジャーとして活躍。
1975年にはそのアレンジの才能が開花する。ポール・サイモンの『オール・ジーズ・イヤーズ』でグラミー編曲賞を受賞。アルバムそのものはグラミー最高峰であるアルバム・オブ・ザ・イヤーを獲得。
76年以降は CTI/kudu 作編曲者として活躍。ジョージ・ベンソンの『グッド・キング・バッド』、『サイモン&ガーファンクル・アット・セントラルパーク』、ビリー・ジ ョエルの『イノセントマン』等でも編曲を担当、プラチナ・ディスクを多数く獲得している。
さらにはフランク・シナトラ、ポール・マッカートニー、ジュリアン・レノン等のアレンジも頻繁に担当し、アメリカ音楽界での地位を確立。
84年結成の“マンハッタン・ジャズ・クインテット”(MJQ)の大ヒットを経て、89年に“マンハッタン・ジャズ・オーケストラ”(MJO)も結成し日本のジャズ・ファンの人気を集める。
結成25周年にあたる 2014年にMJOの長いキャリアの中でも初となる、日本でのスタジオ録音「ボレロ」をリリースし、古巣キングレコードにカムバック。
2017年にはMJQのNY新録音アルバムを異例の3か月連続で発売し、高音質ハイレゾシーンでも注目を集めている。