榊原 大
榊原 大[Sakakibara Dai]
1967年、千葉県出身。4歳よりピアノを始める。東京芸術大学器楽科ピアノ専攻卒業。
在学中に『G-CLEF』を結成し、1989年、アルバム『Pell-Mell』(SONY Record)でレコード・デビュー。卓抜した音楽性・演奏力をベースにフュージョン・インストゥルメンタルのフィールドを開し、高い評価を得る。
90年、アルバム『五右衛門』(SONY Record)で日本レコード大賞アルバム企画賞を受賞。
7度に渡る全国ツアーや、インストゥルメンタル・バンドとして初のNHK「紅白歌合戦」出場を果たすなど、多彩な実績を残す。
94年のG-CLEF解散後も、その力強いピアノタッチとジャンル不問の卓越したセンスは、数々のアーティストのステージサポートやアレンジワークで発揮される。
2001年に初のソロ・アルバム「転/移-trans」を発表して後は、本人名義での活動に重きをおきはじめ、各地で精力的にライブを開催する。
02年にリリースされた2ndアルバム「TOMORROW」は韓国でも発売に。
03年は、ソロ活動と並行して行っていたTV・映画の音楽担当の仕事での評価が結実。NHKの23時ドラマ「赤ちゃんをさがせ!」の音楽を筆頭に、福岡放送局制作の「うきは」、04年初頭に制作されたHNK「玄海」は、放送文化基金賞を受賞した。
また映画音楽でも、リー・チーガイ監督による「魔幻厨房(マジック・キッチン)」の音楽を担当するほか、「上海恋香」(野村泰夫監督作)では主題歌の作曲・プロデュースでも高評価を得る。
04年、3rdアルバム「As for You」を発表するとともに、ブルーノート・ツアーを行う。
そして、05年前期の連続テレビ小説「ファイト」(NHK)で、テーマ曲をはじめ、全編にわたり、作曲・ピアノを担当。オリジナル・サウンドトラック盤も発表した。
同年7月には自身のピアニズムと対峙した4thアルバム「Piano+」をリリース。全国コンサート・ツアーも盛況に沸く。
06年10月からテレビ朝日『ワイド!スクランブル』のテーマに楽曲が起用され、その曲を収めた5枚目のオリジナルアルバム『風色-kazeiro-』を07年11月にリリース。
08年には宿願だったクラシックホールでのピアノソロコンサートを実施、以降恒例となる。
09年7月、若手ストリングスカルテット「セレブ弦楽四重奏団」との初ライブDVD『榊原大 Winter Concert 2008 with Celeb String Quartet』を、また11年4月には、洋楽の名曲をカバーした自身初の企画アルバム『夜カフェ〜ピアノ』(Della)を発表した。
「ANNニュース」テーマやNTV系ドラマ「ブルドクター」に楽曲提供するなど、映像音楽分野でも変わらぬ活躍をみせる。
12年3月、オリジナルアルバム『Seeds Of Life』をキングレコードから発表。
また、14年5月には初のクラシックカバー集『Dear Classix』を、また15年7月には、ポップスカバー集『Dear Love Songs』をリリースしている。
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